🔰1歩先ゆく3種の専門用語集

2019年8月30日🔰カンタン知識でフラメンコを楽しむ!

このページでは、フラメンコのライブをより理解したり、より楽しむために知っておくと役立つ専門用語を紹介します。踊り手さんとお話する時に使うと話が弾むかもしれませんよ!

「ハレオ」の種類

ライブ中に飛び交うハレオの中で、よく使われるものを紹介します。

・ole!/オレ!
日本語で言えば「いいぞ!」「イカス!」といった意味です。他のハレオは知らなくても、これだけでも十分です。

・guapa!/グァパ!
女性にかけるハレオで、「いい女!」「美人!」という意味です。男性にかける時は「guapo!/グァポ!」で、「いい男!」「イケメン!」という意味になります。

・bien!/ビエン!
「素晴らしい!」という意味です。「バイラ・ビエン!(バイレさん素晴らしい!)」「カンタ・ビエン!(カンテさん素晴らしい!)」「トカ・ビエン(ギターさん素晴らしい!)」といった具合に、他の言葉と組み合わせても使います。

・bonita!/ボニータ!
女性にかけるハレオで、「可愛い!」という意味。guapa!とは微妙に違います。男性の場合は「bonito!/ボニート!」となります。

・Vamos alla!/バモス・アジャ!
「さあ、行こう!」という意味で、曲の始めなどに使われます。上手い人がかけると「バモジャー!」と聞こえることもあり、そう発音しても何も問題ありません。「Vamos!/バモー!」とだけ言う人もいます。

・Eso es/エソ・エス
「そう!」「それだ!」という、出演者の技巧に対して称賛、納得の気持ちを表す言葉です。「エソエー」と発音してもかまいません。

・alza/アサー
「行け!」「頑張れ!」といった意味で、踊り手さんを盛り上げるハレオです。

いろいろな「小道具」の名前

踊りで使われる小道具の紹介です。同じ曲でもこういった道具を使うと、より華やかになったり、音の密度が濃くなったりします。

・アバニコ
洋風の扇で、グアヒーラ、カラコレスなどの明るい曲で使われます。

・パリージョ
いわゆるカスタネットですが、学校で習うものとは使い方が異なります。手のひらの下に下げ、4本の指で素早く叩きます。

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20190216@西日暮里 アルハムブラ/小島 智子(B)/アバニコとパリージョを両方使ったグアヒーラ。見応え、聞き応え抜群です。

・コルドベス
つばのついた帽子で、ガロティンで使われます。

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20190220@高円寺 カサ・デ・エスペランサ/藤田 有香(B)/衣装と合わせて、とてもモダンな雰囲気でガロティンを踊ってくれました。

・バストン
見ての通りの杖です。バストンの先で床を叩いて、足で打つ音と合わせて密度の高いエスコビージャにしたり、振り回したりします。

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西日暮里 アルハムブラのライブより/永田 健(B)/足と合わせて床を打っているシーンです。

・バタ・デ・コーラ
裾が長く広がったがったファルダです。背後に蹴り上げて大きく広げたり、身体の横に持ったりしながら踊ります。短く「バタ」と呼ぶこともあります。

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20190413@西日暮里 アルハムブラ/二村 広美(B)/高く美しく上がったバタ・デ・コーラ。バイレさんの笑顔もまた素敵です。

・マントン
「フレコ」と呼ばれる糸状の飾りがついた布で、身体に巻いたり、振り回したりしながら踊ります。マントンが舞台いっぱいに広がる様は勇壮かつ豪快で、上手い人が操るとまるで生き物のように見えます。

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20190629@恵比寿 サラ・アンダルーサ/石川 慶子(B)/バタマントンの名手、石川 慶子さんに操られるマントンは豪快にして爽快!

「その他」もろもろ専門用語

フラメンコの専門用語は山のようにあるのですが、ここでは当サイトでよく使っているものを掲載します。

・カホン
四角い箱型の打楽器で、上に座って演奏します。中にバネが入っていて、スネアドラムのような音を出します。叩く場所によって低い音、高い音も打ち分けられます。
・コンパス
フラメンコ独特のテンポ、リズムを指します。
・サパテアード
足を使った技術のことです。それを披露する曲中の箇所を「エスコビージャ」と呼びます。
・ファルダ
衣装のスカートの部分です。