【高円寺】もうすぐ創業50年!多くのバイレを育てた名店「カサ・デ・エスペランサ」

2024年1月17日店舗紹介

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ガード下や細い裏路地に、小さな居酒屋や洋食屋が所狭しと立ち並ぶ高円寺。ブラブラ散策するのも楽しいですし、阿波踊りや大道芸といったイベントも盛んに行なわれる街です。

「カサ・デ・エスペランサ」は、そんな賑やかな高円寺にあります。創業は1971年。フラメンコに惚れ込み、自らもギターを演奏するマスター・田代さんがずっと変わらずお店を続けています。

現在、第一線で活躍している踊り手さんの中には、このお店で初舞台を踏み、経験を積んだという方も少なくありません。愛好家も多く集まり、フラメンコのメッカとも言えるお店です。

多くのバイレさんを育ててきた、歴史を感じる舞台です。

お料理はタパスセットがメイン

このお店のショーチャージにはタパスセットとドリンクの料金も含まれています。通常のライブは4,000円でワンドリンクつき、プラス1,500円でフリードリンクに変更できます。

お料理はマスターの手作りで、早めにお店に行くとタパスセットを準備をする姿が見られます。もちろん、追加で簡単なお料理を頼むこともできますので、お好みでお腹を満たしてあげて下さい。

タパスの内容は日によって変わります。軽くつまみながらライブを楽しみましょう。

なお割引券があれば、ショーチャージが500円安くなります。割引券はお店のホームページにあるものをプリントアウトするか、踊り手さんに用意してもらいましょう。

音にこだわった空間で繰り広げられる灼熱のライブ!

このお店のライブは、店内奥に位置する舞台で行なわれます。音響はなく生音ですが、反響なども考えられて作られていて、ここで演奏したスペイン人が「このお店の音は最高だ!」と言ったという話もあります。

タブラオには珍しく、2階にはバルコニー席があります。吹き抜けの正面の壁につけられた角度によって音が反響し、1階よりもよく音が聞こえます。音を楽しみたい方は2階席がオススメです!

2階席からの光景。普段とは違った角度でライブを観るのも新鮮です。

アットホームなライブもこのお店のウリ

長く続いているお店だけあって常連さんも多く、通っているといつしか「行けば誰か知り合いがいる」という状況になっていきます。カウンターもあり、お1人様で訪れても楽しく過ごせます。

そんなお店なので、アットホームな雰囲気のライブも数多く上演されます。また木曜日にフラメンコ雑誌「パセオフラメンコ」との共同企画が開催され、日本を代表する踊り手さんが舞台に立つこともあります。フラメンコを気楽に親しみ、かつ深く観るには、うってつけのお店と言えるでしょう。

20190718/バイレ左から針谷 美慧(B)、河合 浩子(B)、内田 好美(B)/照明は少し暗めでムードタップリです。
20190220/寺井 夢(B)/この時は夢さんのリクエストで、マントンを2階席から撮影しました。なお2階のバルコニー席は、スマホ等を落とす危険があるので通常は撮影禁止です!
20190419/鈴木 雪花(B)/結構舞台が高いので、間近の席だと見上げる形でライブを観ることになります。迫力満点!
店舗DATA
店名:カサ・デ・エスペランサ
最寄り駅:高円寺(JR)、新高円寺(丸ノ内線)
営業時間:19:00~24:00
定休日:月、火曜日
席数:75
ショーチャージ:4,000円(ワンドリンク+タパスセット込み)、プラス1,500円でフリードリンクに変更可(※ショーチャージは企画により異なります)
喫煙:分煙
公式サイト:http://www.tablaoesperanza.com/index.html

※情報は2019年7月31日時点のものです。