フラメンコのライブ配信はまだ始まったばかりだが、今回拝見した2つのライブは眞澄さんが語ったように可能性に満ちていた。タブレットを使たコミュニケーションや、カメラを意識した踊り方など演出の部分でも様々な工夫があった。近頃「ネットライブ元年」との言葉を聞くが、その幕開けにふさわしいライブと言えるだろう。
雄輔さんはフラメンコのネット配信にますます力を入れ、ポータルサイト「FLAMENCOLIVE JAPAN」を立ち上げて、ライブやスペイン人アーティストのクルシージョなどの配信も始めている。そしてこの号が発売されるころには、きっとタブラオのライブも再開していることだろう。ネットとリアルなタブラオのライブがどう融合していくのか、その融合が日本のフラメンコ界をどう変えていくのか、注目していきたい。

You Tubeのコメント欄からリクエストして、記念写真も取らせていただきました。お疲れさまでした!