■20201114/復活ローラ大はしゃぎ! 明るい空気に満ちた4年ぶりのライブ

2020年11月21日フラメンコ, ライブレポート

「また本番の板に乗ってみようという決死のライブなので、記念を残したい」

そんな撮影依頼のメッセージをローラこと重藤優子さんから頂いたのは9月の半ば。フラメンコの衣装や小物を扱うMariQuitaでモデルを努めたこともあるグアッパさんで、諸事情によりライブからしばらく遠ざかっていましたが、4年ぶりに復帰するということでもちろん! 二つ返事で引き受けました!!

お店は高円寺・エスペランサ。共演は性格の良さであちこちで人気のドミンゴことえんどうゆうじさん、ローラと懇意の稲沢静さんのお三方。カンテは機微を持ちつつパワフルな遠藤郷子さん、ギターはこの日バースデーの尾藤大介さんという素敵メンバー。ローラの復活ライブ、どんなライブになったのでしょうか!?

当日のフライヤーです。ここからもう楽しそうな空気が伝わってきます。

稲沢静/ティエントス、アレグリアス

今回初めて拝見したバイレさんです。遠藤さんの圧のある歌、尾藤さんの綺麗なギターの音を素直に受けて、素直に踊っていた印象です。踊りに無理がないのは、やはり基礎がしっかりしているからでしょう。安心して見ていられました。1部のティエントスからもう笑顔が見えていて、いかにこのライブが楽しかったかがわかります。その笑顔が非常に愛らしくて素敵でした。

●1部:ティエントス/もうニコニコの笑顔です。指の形が美しい!

●2部:アレグリアス/こちらも楽しそうな表情で、鏡の前で一枚。

ドミンゴ(えんどうゆうじ)/ソレア・ポル・ブレリア、ティエントス

拝見するのは久しぶりですが、客席から「ドミンゴ、どうしちゃったの!?」という声が上がるほど上手くなっていました。以前は優しくて、人の良さが感じられる踊りでしたが、今回は男前で生きることの厳しさ、哀愁さえ感じるほど。身長、体重があるので振りも打つ足も力強く、見ながら拳を握りしめるような迫力がありました。これからの進化に期待!

●1部:ソレア・ポル・ブレリア/渋い男の表情で踊ってくれました。

●2部:ティエントス/白いスーツと陰影がよく似合います。

ローラ(重藤優子)/タンゴ・デ・マラガ、ソレア

吠える、ハジける、そして飛ぶ! 派手なアクションを見せながらも超グアッパという、様々なものを兼ね備えた踊り手さんです。4年ぶりの復活とあって、リハでは「楽しぃぃぃ!」と叫んでいたそうですが、本番の舞台でも絶叫こそないものの、4年に間に溜まっていたであろう様々な感情が吹き出していました。
自らの思いを踊りに乗せ、舞台に乗せる。それがフラメンコだと思うし、ローラのフラメンコをしっかり拝見させていただきした。これからの活躍も楽しみにしています!

●1部:タンゴ・デ・マラガ/ローラの心が叫ぶ!迫力のワンシーン。

●2部:ソレア/思いつめたような表情も魅力的です。

アラカルト/その他のシーン


2部頭に演じられたグアヒーラ。ドミンゴに近寄る静さんとローラ、しかしドミンゴはカンテの遠藤さんに言い寄って…というストーリー。客席から笑いが耐えない楽しい演目でした。


終演後、この日お誕生日だった尾藤さんに出演者からプレゼント。カエルグッズを集めるのが趣味だそうで、プレゼントもカエルのTシャツです。


そしてこれ! ラストのブレリアでのローラのハイジャンプ。「ふっっかぁぁぁぁーーーつっっ!!!」という声が聞こえてきそうです。エスペランサのマスターの話では、このお店で一番のジャンプだそうです!

明るい空気に満ちた復活ライブはもちろん、僕自身エスペランサを訪れたのは久しぶりだったこともあり、カウンターで常連さんとの会話なども楽しませていただきました。本当に楽しく、ほっとする夜でした。

出演者の皆様、お店のスタッフの皆様、ありがとうございました!