ラストは紳士淑女、また怪物まで登場するセビジャーナス。そしてこの時に桂子さんが歌ったのが、彼女の日本語の歌「アンダルシア憧憬」でした。これはやられました! コロナ禍にあってSNSで盛り上がった「セビジャーナスつなぎ」が思い出されてホロっときました。
この曲をはじめ「Nana」や「Mi Mulata」など、アケミータさんが桂子さんにおねだりして歌っていただいた曲が随所にあったそうです。それが独特の世界作りに一役買ったことは言うまでもありません。
自ら着ぐるみを着て世界観を作り上げ、おもちゃたちの素晴らしい宴を見せてくれたアケミータさん曰く「タブラオだからって限界はない。楽しいこと、素敵なことを追求した宝物のような作品となりました」。きっとお客様も宝物のような時間を過ごしたことでしょう。この企画は出演者からも再演の声が上がっていますので、その際はぜひおもちゃたちの宴を観に行ってください!
