【恵比寿】スペイン人が出演する圧巻のライブ!「サラ・アンダルーサ」

2024年1月17日店舗紹介

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おしゃれで美味しいお店がたくさんあって、常に好感度ランキングで高い順位にいる街・恵比寿。そんな恵比寿にも、フラメンコを観られるお店があります。

繁華街から少し離れ、静けさを感じる場所に明かりを灯しているタブラオが「サラ・アンダルーサ」です。創業は1999年で、2019年で20周年を迎えます。お店の上階ではスタジオを、近くではショップも経営していて、フラメンコを習ったり、出演する人たちが集まるお店となっています。

20190414/屋良 有子フラメンコ教室のライブより/適度な広さと適度な近さの舞台でライブが楽しめます。

「しっかり」でも「サクッと」でも。お好みの形式でライブが楽しめる!

このお店には2種類の席があります。しっかりお食事が楽しめる食事席、飲み物だけでサクッとライブが楽しめるドリンク席です。食事席は舞台の前にあるテーブル席です。ドリンク席は客席後方のひな壇席か、舞台横のベンチ席となりますが、どちらも見やすい位置にあるのが嬉しいところです。

写真右手の1段上がった場所が、ドリンク席となるひな壇席です。位置が高いのでとても観やすいです。

内装はスペイン・アンダルシア地方のタブラオのイメージで作られているそうです。注目したいのは壁の至るところに、このお店に出演したスペイン人のサインが書かれていること。お店の歴史を感じますね。

企画により異なりますが、基本のチャージは3,500円ほどでチケット制となります。食事席ならお料理とドリンク代を、ドリンク席ならドリンク代を別に払うシステムとなっています。

コースにアラカルト、お料理もお好みで!

食事席でコース料理を注文する場合は、あらかじめ予約する必要があります。コースには3種類あり、以下のような内容となっています。

Aコース:タパス盛り合わせ(1,900円)
Bコース:タパス盛り合わせ+パエリア(2,500円)
Cコース:タパス盛り合わせ+パエリア+メイン(肉または魚料理)+デザート&コーヒー(3,800円)
写真はAセットのタパス盛り合わせです。ボリューム満点!

アラカルトでお料理を頼むこともできます。メニューにはタブラオに必須の最高級の生ハム「ハモン・ベジョータ」を筆頭に、スパイシーな鶏肉料理「ピンチート」や「ピンチョス」などがあり、バラエティ豊かです。

アラカルトのメニュー。当日渡されるプログラムには、ここにはないおすすめメニューが書かれています。

スペイン人アーティストが見せる凄まじいライブ!

このお店最大の魅力はやはりライブです。日本人の踊り手とともに、スペインから呼び寄せたプロのアーティストが出演し、凄まじいほどの魅力に溢れたライブを見せてくれます。以前はゲストとしてバイレも出演していましたが、近年はカンテとギターラの2人がスペイン人でバイレは日本人、という形が定着しています。

このスペイン人アーティストがまたスゴイのです! パワフルかつフラメンコの感性に溢れ、音に込められた生命力、その密度に圧倒されます。彼らをバックにして踊る日本人のバイレが、実力以上の踊りを見せてくれることも多々あります。

カンテ、ギター、バイレが融合し、お互いを高めていきながら素晴らしいライブを作り上げる。そんなフラメンコの魅力に溢れたライブが常時体験できるお店、それが「サラ・アンダルーサ」なのです。

すっかり定番となったスペイン人のモイ・デ・モロン(左、C)とパコ・イグレシアス(右、G)。プロの日本人ギタリストが「あいつら怪物だ!」とうなるほどのセンスとパワーと美しさを持つ素晴らしいアーティストです。
20190628/千葉 真優美(B)/パワーに満ちたモイの熱唱と美しいパコの音を全身で受けて踊る。踊り手さんの身体の内部で、フラメンコの熱が沸き立ってきているのが伝わってきます。
20190123/牛田 裕衣(B)/こちらは2019年1月から来日していたエンリケ“エル・ストレメニョ”(C)とアントニオ・モジャ(G)のコンビ。踊っているのはイタリア・トレノで開催されたフラメンコの国際コンクールで賞を取った裕衣さんで、舞台にフラメンコの熱と空気が充満しています。
店舗DATA
店名:サラ・アンダルーサ
最寄り駅:恵比寿(JR)、恵比寿(日比谷線)
営業時間
ランチ:月~金/11:30~15:00
ライブ・貸切パーティ:不定期開催/18:00~23:00

定休日
ランチ:土・日・祝
ライブ、貸切パーティ:不定期
(※詳しくはホームページを御覧ください)
席数:60~120 ※営業形態により異なります
喫煙:ランチ時喫煙可、ライブ時分煙
ショーチャージ:3,500円(企画により異なります)
公式サイト:https://www.iberia-j.com/

※情報は2019年8月5日時点のものです。